FROM TO

山から海へ。自然から人の手へ。私たちから次の世代へ。本来はつながっているはずなのに、現代社会の中では離れてしまっている。そんなものやことがたくさんあります。「FROM TO」は、ばらばらになった“FROM”と“TO”を新しいかたちでつなぎ直す活動です。

最初の試みとして始まったのが、「From surfing to traditional crafts.」。サーフィンから工芸へ。日本各地、そして海外でも上映会やワークショップを重ねてきました。きっとここから、様々な“FROM”と“TO”が生まれていく。そんな希望を感じています。

▲Graphic Design by Ryu Mieno

活動の例

展示会 | ワークショップ | トークイベント | 上映会 | 工芸ツアー

大切にしていること

訪れた土地の人、自然、工芸に触れるイベントの前後になるべく開催地に滞在し、その土地の人や自然、工芸と対話します。海に入り、森を歩き、人と話し、一緒にものを作る。各地での出会いから新しい展開が生まれ、そこでまた次の出会いがある。
その中で様々な“FROM”と“TO”を見つけたいと思っています。

ごみを出さない

自然を汚さないよう、ごみを出さないことを心がけています。イベントの告知ポスターを紙ではなく布に印刷して、終了後にバッグやエプロンに仕立てる。食事の取り皿をパンで作ってもらう。作り手の方々に協力してもらいながら、できるだけ地球を汚さないやり方を考えます。

ドキュメンタリー映画の誕生

活動の中で出会った石川拳大さん、八神鷹也さんが制作した短編映画『OCEANTREE ~ The Journey Of Essence ~ Episode.2 in Kyoto』。サーフィンの原点である木製サーフボード「アライア」を、京都市京北地域の山で採れた杉の木で制作。その表面に漆を施し、彼らと共に日本海へと向かいました。サーフィンと工芸をつなぐことから、自然と共に生きるサステナブルな暮らしを考えます。

山と町と海を繋ぐ「漆サーフプロジェクト」が始動

自然と共に共存し感謝するココロを次代へ繋げるべく、新たな取り組みとして、これまでの活動の中で出会った職人たちと山で育った木からオーダーメイドの漆塗りサーフボードを制作します。自分達が愛して止まない自然のモノづくりを沢山の人に触れてもらい、遠ざかろうとしていた自然の大切さを、面白さを感じてもらいたい。そして、これからも未来に繋がる希望の波を起こしていきます。

Gallery
Credit
活動記録