/suw 漆と木のストロー

/suw (Straw×Urushi×Wood) 「使い続けるってすばらしい」 現在、マイクロプラスチック問題を受けて、木のストローを採用する動きが進んでいる。しかし、耐久性に難があり、使い捨てされるケースが多いのが現状。私たちは、この素晴らしい取り組みを無駄にせず、より継続性のある動きにするために、材料は伐採現場や製材所で出る地元京都の京北産杉材の丸太の端材を使用し、漆によって耐水性と機能性を高め、大切に使い続けることの出来る漆と木のストロー『/suw』を制作した。

【メンバープロフィール】

■堤卓也堤淺吉漆店専務。
明治から続く漆の精製業者の4代目。漆と人々の暮らしとの間に広がる距離感や、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、2019年6月、パースペクティブを設立。

■吉田真理 吉田木工代表。
1976年京都生まれ。長野県上松技術専門校木工科卒。
2001年アパレル会社を退社後、長野県で木工を学び2003年より地元京都にて独立。
地産地消の観点から地元木材を使ってオリジナル家具や木工品の制作、福祉施設、学校関係の家具などを手がける。