「うるしと家族」

京都の映像プロダクション/写真スタジオ「STUDIO HORIZONT」の亀村佳宏さんが制作してくださった短編ドキュメント映像「うるしと家族」が公開となりました。

亀村さんとは今まで/suw(漆と木のストロー)やベア―スウッドプロジェクトの映像を一緒に作ってきました。その中で弊社堤卓也のこれまでの漆とのかかわりに触れて頂くことも多く、今回の撮影に至りました。

縄文時代から日本人が使い繋いできた漆、祖祖父の淺吉から繋いできた漆屋、たくさんの繋がりの中で営むことができている日々。1万年前から続く流れの中では私たちの生活は一瞬なのかもしれないけれど大切な一コマ。その一コマ一コマがまた次の時代に繋がっていく。

いろんな家族や仕事がある中の漆屋という一つの形

多くの方々に見てもらえたら幸いです。是非ご覧ください。

「STUDIO HORIZONT」作品紹介より

“エシカル”な素材で注目を集める漆(うるし)。そんな漆を扱う漆屋、堤淺吉漆店4代目、堤 卓也は漆屋を営む堤家に長男として産まれ、祖父からたくさんの愛情を受けて育ってきた。自分が漆屋の後を継ぐことになり、自分自身が息子を持つ立場となったとき、時代とともに、日本の漆の生産量は減少していくなかで、家族と漆の間にさまざまな葛藤が生まれる。

出演  堤 卓也、堤 綾子、堤 鉄太、堤 楓
撮影協力  堤淺吉漆店、工藝の森、吉田木工
ディレクター 亀村佳宏

Documentary film@2022